もう先月の話になるんだけど、
私はある女性にゾッコンになっていた。

彼女は30代の×イチで新宿に住んでいる。

仕事は一応父親の後を継いでるって感じなのかなぁ。
かなり怪しいトコに住んでいて危ない仕事なんだよね。

すごく、凛とした感じで頭も良くって行動力もあるし周りの環境に馴染む適合力もあるんだけど快楽に貪欲で怪しい奴に惹かれるクセがあるらしくて少しヤキモキしちゃう。
まぁ別に寝たからといってどうこうなるわけではないのでまぁしょうがないかって感じなんだけどね。


彼女の名前は 村野ミロ 探偵だ。

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そう、彼女は「OUT」や「柔らかな頬」で有名な桐野夏生さんの小説のキャラ。
いやぁ「顔に降りかかる雨」を読んだらハマッちゃってさぁ、
もう村野ミロが気になっちゃって気になっちゃって
つうかこれは恋?みたいにハマリ込んでね。

以後
天使に見捨てられた夜
ローズガーデン
水の眠り 灰の夢
と連続してガァーッと読んでしまったよ。

これはアレだね、探偵モノっぽいストーリーや社会的なテーマも良いんだけど、
やはり村野ミロのキャラの魅力でしょう!うんうんやはしそうだと思う。
まぁ作家本人ではないので想像に過ぎないんだけど
キャラが先行してストーリーが進んでる感じがする。村野ミロだったらどうすんだろ?みたいな感じでね。
このシリーズは面白いよ、女性だっていうのもストーリーが膨らみやすいのかな?スペンサー(ロバート・B・パーカーのね)だとこうは行かないよなって。

んで、情報に疎い私はふぅ、まっこんなもんかぁ。
とにかくミロが死んだりとんでもない不幸にまきまれなくて良かったよ。。。
ってね、ホッとしたんだけど。。。。

こんなん出てるんだって!
ダーク
『40歳になったら死のうと思っている』
成瀬の獄中自殺を知った村野ミロは、死を決意する。
それは、これまでの世界との訣別を意味した。
ミロは、周囲の人間を次々と破滅させていく。
父の善三。隣人で親友だった友部秋彦。善三の盟友・鄭健栄。そして善三の内妻・久恵。
破滅しきった後、ミロは新しい世界への脱出を図った。
偽造パスポートを手に入れて韓国に渡ったミロは、光州事件を経験して心に傷を負う徐鎮浩と出会う。
徐とミロは惹かれ合った。新しい恋人・徐とミロの逃避行が始まる。

きゃー!!どうしよ。。。。つうかいずれ買って読むんだけどさ、
なんか今回のはきっつくて怖そう、どうなるんやろ村野ミロ。
すんごく心配だ。。。。

今日は石ちゃんがトラで弾くらしいんで観に行くヨ、黄金町でやるんだって。
黄金町!カッコ良いよね、The横浜って感じでさ。