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ハイ、いきなりベタな写真で恐縮ですが、行ってきましたよ~。
御大EricClaptonのお札(意味がわからん)をありがたく頂きに武道館へ。
九段下駅を出て非公認グッズ屋さんやダフ屋を横目にあの坂を歩くと
いつも決まって気分が高揚して早歩きになってしまうのはワタシだけ?
もう何回通ったかわからない武道館なのにね。

ステージには「もう、お客さんそっちのけでバトルのかよ。あんた!!」
とさすらいのロッカー谷口豊氏がココで吼えてるとおりの
スティーヴ・ジョーダン、ウイリー・ウィークス、デレク・トラックス、クリス・ステイントン、
ドイル・ブラムホールII、ティム・カーモンに女性コーラス2人という超強力というか強烈布陣。

んでね、オープニングが「Tell the Truth」ですよっ!!
もうね、ブッ飛びました。
しかも思いっきりLayla & Other Assorted Love Songsバージョンぽい感じで!
結局DEREK & THE DOMINOS時代の曲が4曲かな、「Anyday」なんかもやってね。
やっぱりそうだよね、
デュアンオールマンの再来と言われ
現オールマンブラザースのスライド小僧デレク・トラックスが居るんだもんね。
そりゃ御大の血も騒ぐってモンでしょう。
ワタクシか~なり鼻息が荒くなりました。

いやー長生きはするもんだね。
モロにDEREK & THE DOMINOSだったよ。
生で観られるなんて夢にも思わなかった。

イスに座ってのアコセットは「Rambling on my mind」の弾き語りでスタート。
こう言ってはナンですが「チェンジザ・・・」「ティアーズ・・・」もやらないアコセットはかなりナイス!
うん、正解だと思いますヨ。

んでまぁ「ワンダフル・・・」から「レイラ」~「コカイン」
とお馴染みのゴージャス攻撃で本編終了。
しかし御大。あのレイラのピアノパートのところさ、せっかくスライドの
デレクトラックス君が居るんだからもう少し静かにできんもんかね?
弾きすぎやっちゅうの。
と、小言が出たところでアンコールは「クロスロード」。
これスッゴイ良かった!

やっぱトリプルギター良いね、バトルもさることながら
なんつっても圧巻だったのが「Motherless Children」のイントロの
スライドをトリプルギターでやってたのが凄かった。
果たしてそのフレーズを3人で弾いて意味(効果?)があるのかどうかは
別にしてとにかく圧巻、もう笑うしかないトリプルスライドギターだったよ。

と、まぁワタクシ的にはDEREK & THE DOMINOSのあたりのスワンプかぶれ期の
クラプトンが大好きなので存分に楽しめたのですが、
(「After Midnight」もソロアルバムバージョンぽくやってたし)
ショー自体のデキはというとチト?でしょう。
御大の声もあまり出てなくヘンなフェイクで歌うし
バンドも完成度の高さという点では厳しいかなと。
例によってお客さん(招待客、デート目的)の反応は悪いしね。
特に今回は南部泥くさロックだったから戸惑っていたみたいだし。

でもワタシは大満足!!
だってDEREK & THE DOMINOSERIC CLAPTON
ナマで観る事ができるなんて
本当に夢のようだと思わないかい?