朝焼けがキレイな季節になりましたね♪
ども早起き王子デス。

昨日、なんと2時に起きてしまい
TVをつけるとちょうど始まったのが

青春の殺人者
いわずとしれた70年代青春映画の名作。
ATG作品です。
うーむちゃんと最初から最後まで気合入れて観たのは初めてかもしれない。

実際に起きた両親殺人事件と中上建次さんの小説がモトになっているんだけど
そんな事はあまり関係無いのかもしれない。

監督 長谷川和彦、主演 水谷豊 原田美枝子ってのでもうすでにね。。。

1976年度のキネマ旬報ベスト・テン第1位。
主演の水谷豊、原田美枝子もそれぞれ主演男&女優賞を受賞♪
まぁモンスターな映画って事です。
ストーリーは恋人との交際を反対された主人公が
父親を殺してしまい、なんだかんだで母親も殺害しちゃって逃げるというかぐだぐだと。。。
ってそんな感じ。

でもね、ストーリーとかあんまし関係ないんだよね、コレ。
もう水谷豊と原田美枝子が圧倒的な存在感で眼が離せない。
原田美枝子なんかセリフ棒読みで叫んでるだけなんだけど
なんていうんだろ、もう覚悟というか気合入りまくりでね。
存在感がビシバシ。

絵もキレイだったりシュールだったりでたまんない。
音楽ののっけかたもアンマッチな感じですごくいかしてる。
コレ、音楽ゴダイゴなんだよ。
ファーストアルバム。
あのモンキーマジックとか999しか知らない人がいたら
この「GODIEGO (新創世紀)」ってデビューアルバムを聴いてみると良いよ。
もうブッ飛ぶから。
って思いっきりビートルズなんだけどね。

さすが2作だけしか撮っていないのにみんなが
長谷川監督ってもてはやすのが良くわかった。
つなぎが荒かったり強引行き当たりばったりなところが
たっくさんあるんだけど
そんな事はどうでも良くなる映像です。

あれだね、今をときめく映画監督、日本人監督も外国の監督もimg20071022.jpg
みんなコレ観てるね。
意識してるかしていないかは別として似たような絵を良く見るもん。
すっごくガツンとした映画でした。
ちなみにこの映画今村昌平さんのプロデュースです。
殺される母親役市原悦子の怪演も見モノです。

昨日の昼間は「虹の女神」の後半を観た。
コレもすっごくキレイな良い映画だなぁと。
上野樹里や蒼井優が素晴らしかった。
上手いし存在感がある。

でもね、その前に10代のヘタッピな原田美枝子観ているからさ。

どうしても上野さんや蒼井さんもっとガンバレッ!
ってね、
言いたくなった(ナマイキですみません)。