やぁ久しぶり。
今年もキミと会うことはかなわなかったね。
元気にしているとは思うけどどうだい?
ボクは相変わらずさ。
最近は新しい友人も少しできてね、
随分と楽しく暮らしてる。

20歳の頃、新しい友人なんてもうできないなんて
考えていたけれどあれは愚かな考えだったね。
いや、愚かというよりは無知からくる恐れだったのかもしれない。
うん、ボクは今新しい友人達に随分と良くしてもらっているんだよ。
でもさ、何かが足りないんだ。
そうキミがね、
キミがココに居ない事がとても寂しいんだよ。
ボクは待っているんだ。
またキミがこの場所に戻ってくる事を。
そんなに怖がる事は無いよ、
だってそうだろ、ここは元々ボク達の場所だったんだからさ。

それにね、ようやっとキミに自慢できるモノを聴かせられそうなんだよ。
キミもきっと気に入ってくれると信じてるよ。
そしてあの皮肉っぽい笑顔でフンっとけなしておくれよ。
来年もボクは歌い続けるよ、
キミやみんながいつでもココに戻って来られるようにさ。
そろそろさ、いいんじゃないかって思うんだよ。
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じゃあまたね。