という事で本編に入る前にちょっと。
前回の短い映画ができるまで 序章は楽しんでいただけたでしょうか?
次が読みたくてウズウズしてたでしょ?
実は前回のブログにはちょっとした仕掛けがしてあったのです。
まぁ文章を生業にしている人なら知っているちょっとした味付けなんですが、
CD「ShortMovie’s」も3曲聴き終わると自然ともう一度聴きたくなるでしょ?
アレも同じようなちょっとした味付けがしてあるからなんか聴きたくなるんだよね。

では本編。

話は前後しますが今回のレコーディング、
1.2年前からプロデュースはhirokophoneにお願いする事になっていました。
えぇ私を弾き語り、いや歌うたいの世界に引きずり込んだ張本人ですから
責任を取ってもらおうと押さえていたのです。
私はそっちの事はなーんもわからないものでね。
そしていよいよ去年、あっもう一昨年の終わりから「来年はやろう!」
と打ち合わせ(呑み)を続け、前回(序章)ラストの言葉に繋がっていったのです。
「私達が作るものだから悪いものになるワケがない」
この言葉は去年の春頃にはすでに合言葉化していました。
CDは当時「大師線の唄」のシングル盤として計画は進んでいました(居酒屋で)。
カップリングで「帰り道」、誰もが納得する選曲でしょう。
度重なるミーティング(刺身付き)で
まずCDの最終着地点をどのようにするか、
大体hirokophoneと話をする時には殆ど共通の認識をもっていたので
どちらかがこうじゃない?と話すとうん、それだね。
で決まってしまいます。

nakasanの歌を全面で押し通す
nakasanの曲の良さが皆に伝わる演奏にする


まぁ平たく言うとこの2点になるのでしょうか。
しかしワタクシ、この時点では本当の意味でこの2点を理解していたかと
言われれば今となっては勘違いして理解したつもりになっていたと
言い切れます。
それくらい今レコーディングでは色々と勉強させてもらったんだね。
さて、呑んでいるばかりではありません。
私とプロデューサーhirokophoneは4.5月には作業に取り掛かりました。
実際の録音作業が上手く進むよう、それぞれの曲を洗いなおして
バラバラにして、
いわば棚卸をやりさらに組み立てる(プリプロ音源)作業です。
最初に手をかけたのは「帰り道」。
帰り道はありがたい事に共演したミュージシャンの方々が
セッションしてくれ色んな個性の帰り道が音源として私の手元にありました。
みたあきこさん星来ちゃん、石ちゃん、さなえちゃん、、、、
これらを全て聴き直してみたりして
どんな風にしようか?とね。
帰り道はまずテンポを決める事が難しい曲でした。
ライヴ音源、セッションの音源で良い感じだなぁと
思っているテンポは少し聴いている方としてはダレるのではないかと
いう話になり最終的に2つのテンポでやってみようと。
そんな風にして実際の作業が始まりました。

まず私が自宅で決めたテンポでクリック音を聞きながら
ギターを録音しさらに歌を録音(これは家人にはかなり不気味)し
そのmp3ファイルhirokophoneに送る。
それをhirokophoneが鍵盤を入れたりリズムを入れたりと
加工したものを私に送る。
私はその加工されたものをipodに入れ通勤時間に聴きまくる。
そして気付いた点、またはhirokophoneが「こうやって」「こうしよう」
という提案を入れて新たに録音し送りまた加工し。。。
という作業が5月~8月実際のスタジオでの録音作業がはじまるまで
毎晩のように続いたのです。
私は夜比較的早い時間に録音して
チョコチョコっとPCで加工してファイルを送るって日々だったのですが、
hirokophoneはそのファイルを受け取ってからの作業なので
毎晩かなり深夜まで作業してくれた事になります。
しかしこのhirokophoneのレスポンスの良さには助けられ、
本来グータラな私のテンションが下がらぬまま突っ走れたのは
本当にありがたいことです。
また、この毎晩のように続いたファイルのやりとりのおかげで
かなり細部に至るまで意思の統一ができ、
その後実際のレコーディングで全く迷う事無く録音自体は
最後まで本当に順調に進める事ができたのです。
なんでもそうですが下ごしらえってスッゴク重要なんですねぇ。
はい、去年の春~冬にかけて毎朝のように
ノリノリなあるいはニヤニヤなまたは
眉間に皺を寄せたnakasanが南武線に居たというワケです。
しかしこうして作業が進んでいく間に当初考えていた
このシングルCDという概念はだんだんと消えていく事になりました。

って事で短い映画ができるまで 2 に続く。。。と思う。

あっ冒頭に書いたちょっとした味付けってね「気合いと想い」だよ。
そーんなテクニックを知っていたらワタクシ今頃はジャグヮーとか乗ってウハウハだよん♪